2006-07-25から1日間の記事一覧

メモランダム

アクアフレッシュを口に含んだ瞬間福井をおもいだした。 『電極的』と想像すると即物的でいやになるけれど、 そもそも記憶は、いつでもランダムアクセスだ。 メモランダムということばにrandomという語感を感じてしまう。18歳のときDUMB TYPEの『メモランダ…

変化する文法の外側にあって文法を変化させられないもの。

おそらく終止形/連用形/連体形/命令形/未然形 では足りない。ゆっくり思い出すかのように想像力は発揮される。人体の生命としてのつくりも、人間の言語も、 まるで完全ではなく、 ゆっくり思い出すように想像力を拡充すると その不十分さに思い当たるようだ…

溶ける魚というリアル

O氏と赤坂で韓国料理を食べた。 唐辛子の多いその食品群は、 僕の体の内側から 細胞の1つ1つに戸別訪問して、 賛成多数をかちとった、といったニュアンスで 体の中に元気の一大ムーブメントをおこしつつ。唐辛子やにんにくも特徴的だが、 味付けの奥には魚…

相変わらず比喩について。

比喩は機械的な接辞でなく。 無から、比喩を見つけ出す過程に美がある気がする。今日を表すのにうってつけな比喩は 「山と山の間の巨大な谷を渡るロープウェイがあって、 そのロープにタオルをかけて、 すべり落ちるんだけど 握力は意外と持ちそうだけど、 …

虹彩に挟まる

「夜更けにたばこに火をつけて うまれかわるなんてできない。」ぼん、てん、ぼん、てん、と歩きながら、 気ままに色んなことを考えた日。 人に説明するにはあまりに無愛想ながら、 備忘として書き記してもよいだろうか。 あるいは、誰かがケッヘルになってく…