変化する文法の外側にあって文法を変化させられないもの。

おそらく終止形/連用形/連体形/命令形/未然形
では足りない。

ゆっくり思い出すかのように想像力は発揮される。

人体の生命としてのつくりも、人間の言語も、
まるで完全ではなく、
ゆっくり思い出すように想像力を拡充すると
その不十分さに思い当たるようだ。

体言止は僕の思考を救えない。
好んで使う人たちがいるけれど、

名詞よりもやや動詞よりで、
そっと、重さを感じさせずにのっかるかのような
終止法があればいいのに、と思う。