溶ける魚というリアル

O氏と赤坂で韓国料理を食べた。
唐辛子の多いその食品群は、
僕の体の内側から
細胞の1つ1つに戸別訪問して、
賛成多数をかちとった、といったニュアンスで
体の中に元気の一大ムーブメントをおこしつつ。

唐辛子やにんにくも特徴的だが、
味付けの奥には魚があることの発見。

日本食も同様で、醤油の奥に魚を感じる。

魚肉の形は見えなくても、
料理のはしばしに魚が隠れているという意味で
共通の文化を感じつつ。

隠された魚からの視点で、
食文化の共通点と相違点のバリエーションを
強く描けないだろうか、という漠然としたアイディア。